ザ・イースト

だますアホゥにだまされるアホゥ♪
おなじアホならだまさな損損♪
ってな感じの世の中やね、今や。

もう矜持など持ち合わせてない。
理想も何もない。
ただお金があって、贅沢できればいい
ってな感じやろな。

ハリウッド映画だけど、なかなかオモロイ映画を観た。
テロリストの中に潜入操作する民間のエージェントの話だ。
テロリストもアルカイダのようなものではなく
環境破壊などをする大企業にお仕置きをするようなグループで
一般市民にとっては胸のすくような話でもある。

その映画の一場面は、どこかで聞いたことのある話をアレンジしたものだった。

潜入に成功した調査官が食事に招待される。
しかし、拘束着を着用させられて食堂に連れられていくのだが
全員同じ拘束着を着ている。
スープに大きくて長いスプーンが入っている。
捜査官から「先に食べなさい」と勧められる。
捜査官は、口で大きなスプーンを横に退けて、さらに口で皿を手繰り寄せて、犬のように食べようとするのだが、みんなの冷たい視線を感じて諦めてしまう。
テロリストたちが食べ始める。
彼らは、その長いスプーンを咥えて、隣の人のスープをすくい
そしてそれをその人に食べさせたのだ。
お互いに食べさせ合うことによって、その食事会が成立する。

私達の生活がそうであれば
そして社会が、国々が、そうであれば
どんなに平穏に暮らせるだろうなぁ…

執行の七人

劇団太陽族の「執行の七人」を観てきました。
舞台は小学校のPTAの人たちの第1回目の会議の模様を一幕一場で描かれたものでした。それだけ聞くと、あまりインパクトもないし、どうなんかなぁと思ってしまいがちですが、どっこい、現代社会が抱える様々な問題を詰め込んだものでした。大阪が舞台ですので、もちろん、あのハシモトやマツイのことから、君が代に、レイシズム、シングルマザー、そしてPTA組織はどうあるべきか、サスマタの正しい使い方などなど、女性に多い迷走する合意形成のなかで、結局何も決まらないまま語られていきます(笑)。しかし、サスマタは一本で使用すると、逆に犯人にやられてしまうなんて、初めて知りました。これは職場で伝えなくては!

そうそう、まどみちおの詩に曲が付けられて、歌われます。
とても良かったです。
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けしゴム まど・みちお

自分が 書きちがえたのでもないがいそいそと けす
自分が書いた ウソでもないがいそいそと けす
自分がよごした よごれでもないがいそいそと けす
そして けすたびにけっきょく
自分がちびていってきえて なくなってしまう
いそいそと いそいそと 正しいと 思ったことだけを
ほんとうと 思ったことだけを美しいと 思ったことだけを
自分のかわりのように のこしておいて

「真珠の首飾り」

日本国憲法誕生の真実として、とても勉強になったし、多くの人が観るべきだと思う芝居だったと思う。

しかし…忌憚のない感想を言わせていただくと、練習不足ではないかと感じるシーンが多々有った。思い出しながらセリフを言っているようなのでリズムもおかしく感じた。その時点で、もう芝居は僕の心に届かなくなった。所謂「噛んでいる」セリフも多かったし、憲法の前文を諳んじる時も、大きくセリフを間違っていた。(そこは絶対に間違ってはいけない場面だ!)

それから登場人物は全員アメリカ人という設定のなかで、舞台にたった役者さんたちは、どっから見ても年配の日本のおっさんばかり。たぶん芝居に入り込めていれば、そんな違和感も消えていったのだと思うが。