濃い一日

午前中、MRIなどを撮影して、わが肺は正常であることが判明。
「癌やったら仕事やめて旅行に行こ!」って嫁さんに言っていたが、旅行はお預けになった。

午後は入院している親父のところへ。
オカンに散髪を依頼されたので、バリカンで親父の頭を散髪。
そんなに伸びてはいなかったけど、丸坊主にする。
「ああ、きれいになったわ」とオカン。
親父の今日の顔色はとても良い。
「どこの温泉来てるねん?」と親父が言う。
旅行に来ている気分になっているから、顔も穏やかなんやろか?
「帰る」と言い出して、パジャマのボタンをはずそうとする。
もう温泉から家に帰ると言っているんやろか。
「また来るからな」と言って病室を出る。
振り返ると、ゾウガメのような親父の顔が見えた。
帰り道、帰りたいと言っている親父が可愛そうだとこぼす。

夜、我が家に来ていた孫が、座椅子ごと転倒する。
そして顔を棚の角にぶつけて目の横が切れる。
娘である母親は、職場の食事会で今夜はいない。
「ママー!ママー!」と泣き叫ぶ中、いろいろ電話であたって
とある病院へ駆け込む。
処置室で、拘束帯にしばられて、2針縫った。
処置室から「ジージー!バーバー!ジュース!」と叫び声が聞こえる。
処置が終わって部屋から出るとき、先生たちにバイバイと手をふる孫。
「ありがとうは?」というと「ありがと」と言う。
他に待ってる患者さんやガードマンや事務の人、いろんな人に
手を振りながら病院から出て行く。

今日は他にもソーシャルワーカーの人とも話をしたし
とても濃い一日だった。
孫が処置室から出てきた時に最初にしたことは
大きなため息だったけど、
僕も今日はため息をして、一日を終わろうっと。

はぁ〜〜〜。