下記の文章は満州開拓団に行った方の手記の抜粋です。
戦前戦中の国策に翻弄された揚げ句、壮絶な人生を送られ
現政権の政治家はそんな時代に郷愁をいだき、「日本を
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とうもろこしの畑から引っぱり出されてな、現地の若者
(中略)
続けておばさんたちが我が子の首を絞めだしたんです。
みんなお互いに子どもの首を絞めるんだが、小さい子ど
(後略)
「証言 それぞれの記憶」
女たちの集団自決 久保田諌さん
〜満蒙開拓平和記念館〜
Nambo no Monya
下記の文章は満州開拓団に行った方の手記の抜粋です。
戦前戦中の国策に翻弄された揚げ句、壮絶な人生を送られ
現政権の政治家はそんな時代に郷愁をいだき、「日本を
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とうもろこしの畑から引っぱり出されてな、現地の若者
(中略)
続けておばさんたちが我が子の首を絞めだしたんです。
みんなお互いに子どもの首を絞めるんだが、小さい子ど
(後略)
「証言 それぞれの記憶」
女たちの集団自決 久保田諌さん
〜満蒙開拓平和記念館〜
おそらく年収はウン千万以上はありそうな自営業の友人(おそらく維新支持者)と、「このままじゃ戦争にまきこまれるで」というような話をしたら「ならんやろ」と言われたことがある。
そうなんかなぁ。そりゃ、戦争にならんにこしたことはないが、すでにズタボロの憲法に安倍がトドメを刺そうとしているのが、今度の選挙なんやろし、自民の憲法草案のようなものがまかり通ってしまうのなら、戦争もありうるやろ。大義名分のもとの殺し合いなんて、世界を見れば珍しくもないのだから。
この写真を見て、どう感じられるか。自分の子や孫がこんな状況に陥ることを想像できるのかどうか。本当に想像したら気が狂ってしまうから、ほんの少しだけ共感してみても胸が苦しくなってしまう。
なので、どうか自民公明維新に投票する人がひとりでも少なくなればと願うばかり。
「風が吹けば桶屋が儲かる」はかなりバタフライエフェクト的であるが、仮に「自公維に投票すれば棺桶屋が儲かる」と表現すれば、それはあまりにも明白すぎるではないか。
切なくて胸が苦しくなるような映画だった。
とくに大きな出来事があるわけでもなく
ただ、なりたい大人にいまだになれていない大人を描いているだけだけど。
まるで、自分だ。
「あんたが種から植えたミカンの樹、こんなに大きくなったよ。
花も実もならないけどね。
でも、葉っぱに青虫なんかがいててね、なんかの役にたってるよ」
「『海よりもまだ深く』人を愛したことなんてないから
こんな毎日でも生きてられるんだよ」
樹木希林って、与えられた台本の台詞を言っているように思えない。
まるで彼女自身の言葉となって響いてくる。
まったく着地点を見つけることができないのは
自分だけなんだろうかと不安になるから
たぶん沁みるんだ、この映画は。