沸点

何ヶ月か前に買っていた漫画をやっと読んだ。圧倒された。韓国ってすごい。今の韓国でのデモがなんであんなに盛り上がるのかを、やっと理解できた。

特に印象に残っている箇所が二つ。

「だけどな…オレは、そういう批判は、行動してる奴から聞きたい。誰かを助けようと海に飛び込んだ人を、岸辺で評論するような話は聞きたくない。オレは…海に飛び込んだお前の話が聞きたかった…」

「水は100℃になれば沸騰する。あとどのくらい火にかければ沸騰するのか、温度計で測れば分かることだ。しかし世の中の温度は計ることが出来ない。今が何度なのか、あとどれだけ火をくべる必要があるのか。そのうちに”もともと沸騰しないものなのかもしれない”と考え始める。だけどな…世の中も100℃になれば必ず沸騰する。そのことは歴史が証明している。」「それでもいつ沸騰するのか分からない不安は残るでしょう?先生はどうやって何十年も辛抱できたのですか?」「オレだって分からなくなる時があるよ。だけどそのたびにこう思うのさ。今が99℃だ。そう信じなきゃ。99℃であきらめてしまったら、もったいないじゃないか。」

日本はいま何度なんだろう…。

 

天使も嘘をつく

久しぶりに芝居を観た。
燐光群の坂手洋二さん作・演出の「天使も嘘をつく」だ。
言いたいことは分かる。
言いたいことが、いっぱいあるのも分かる。
でも、それをぎゅうぎゅうに詰め込んでええものやろか。
この芝居、大衆受けはしないというのは、つくり手も分かってるとは思うが
どうしても伝えたいことがあるのなら、誰が観ても分かるような芝居にすべきじゃないかなと思う。
こんな時代だからこそ、「コチラ側」の人はメジャーになるよう努力すべきやと思う。
自分たちの言葉だけで語ってはいけないと思う。
だから観ていて、悔しかった。
こうやって「コチラ側」は朽ち果てていくのかな、って。