報道されなかったイラク戦争

報道されなかったイラク戦争 (西谷文和の「戦争あかん」シリーズ)
報道されなかったイラク戦争 (西谷文和の「戦争あかん」シリーズ)
西谷 文和

先日参加したアフガニスタン取材報告会の西谷文和さんの本を読んだ。ところどころ大阪弁が混じっていて、肩肘張った感じがないので、とても読みやすかった。かなりの危険を冒しながら取材をされていることがよくわかった。一冊60ページほどの本なのですぐに読めた。

先日の「冬の兵士in大阪」にも参加されていて、ボールペンを浪人回ししながら懸命にメモっている姿が印象的だった。報告会で感じたことだけど、かなりアバウトな人だと思った。友人曰く、アバウトだからこそイラクやアフガニスタンで取材ができてるんちゃう、と。そのアバウトさが、西谷さんの懐の深さなんだと思うし、そんな人が世の中を変えていく力となっていくんじゃないかと思う。

しかし、「報道されなかったイラク戦争」のあとがきを読んでショックを受けた。西谷さんはいつのまにかヒバクシャとなっていたのだ。レバノンで取材中に赤ちゃんが誕生したが、遺伝子の異常で耳の形成異常と心臓に障害があったらしい。13日の命だったそうだ。ご冥福をお祈りします。